エネルギーの流れを整えて「運」を味方につける

アーユルヴェーダでは日常の暮らしで運をよくするために、占星術を活用します。

  • 自分のバイオリズムを知る
  • 過去や未来にとらわれすぎず今を大切にする
  • 心の在り方を磨き人間関係を整える
  • よい氣で満たす
  • 睡眠を十分にとる
  • つき合う人を考える
  • ポジティブな思考、行動力、決断力を持つ

など、運を味方につけて普段から自分の人生に活用しています。

地球上には、絶え間なく注がれている惑星や宇宙からのエネルギーが存在します。私たちは、エネルギーの流れに調和させ自然に寄り添うことによってよりよく人生を歩むことを実現できます。

地球は北東方向に23.4度傾き、大地のエネルギーと人間は影響し合っています。地球上では、北から南方向と東から西の方向へエネルギーが流れていているとされていて、ポジティブなエネルギーは、北東から東へ抜けて南西へ、北東から北へ抜けて南西という2つのルートで流れているといわれています。

私たちの体や存在する物質はすべて波動の違うエネルギーを持ち、エネルギーを整えエネルギーの流れをよくすることや、住居・仕事場のエネルギーの流れを整えることによって、私たちの生活が円滑に進むと考えられています。

たとえば、掃除が行き届いていること、不用品は定期的に断捨離し、氣の流れをよくしておくことなどです。エネルギーを整える、またはネガティブなエネルギーの浄化法として、

  • ベルをならす
  • お香を焚く
  • キャンドルを灯す
  • マントラを唱える

などがあります。

今回ご紹介する内容を参考にして、運を味方につけるヒントにしてみてください。

スリランカにおける占星術の存在

私は、スリランカに留学してアーユルヴェーダを学び、スリランカとご縁をいただき、10年間スリランカ関連の職務にもついていました。その中で見た、スリランカにおける占星術の存在について紹介したいと思います。

以前スリランカ国籍の上司とお仕事をしていたのですが、入社してすぐに誕生日と出生時間と出生場所を提出することとなりました。当時は疑問を抱きましたが、アーユルヴェーダの7つある分野のひとつである占星術のチャートを作成するために必要だったのでしょう。

スリランカにおける占星術(インドも同じだと思うのですが)は、日本のようにスピリチュアルな占いというような存在ではなく、より日常の生活に密接したとても大切なものとして存在しています。

たとえば、子どもが生まれたら占星術師のもとを訪ねます。占星術から読み取れる人生の流れや運命を知り、その子どもが運命にふさわしい道を歩めるように育て方の助言を受けるのです。最も驚いたのが、結婚をする際に占星術で相性を占うのですが、相性が良好でない場合は、結婚をあきらめることがほとんどだそうです。そういったことが当たり前として暮らすスリランカの人々を、実にユニークだと感じたのを思いだします。スリランカでは占星術の先生は、まるである種のお医者様のように欠かせない存在なんだという印象を持ちました。

そして、人生の節目や何か問題が起こる度に信頼のおける占星術の先生に相談をします。今では私も占星術が日常の中に当たり前のように存在し、星の動きに自分の人生を合わせていく暮らしへと変化していきました。とはいっても、すぐにすべてを受け入れられる自分ではなかったのです。きっと私は、占星術の先生のおっしゃることを素直に聞いてみた場合、聞き入れてみなかった場合はどのようになるのかを、自分なりに体感してみたかったのかもしれません。

アーユルヴェーダライフでの占星術の役割


アーユルヴェーダライフは、自分を知ることからはじまるとお伝えしてきました。

自分の運命や使命を知り、惑星の周期に自分の人生を合わせることは、人生を無駄なく生きるためにとても役立つことと思います。

占星術は、各惑星(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・ラーフ・ケートゥ)の運行や個人の人生に与える影響によって、ライフスタイルや家族との関わり、結婚、健康、適した職や幸福そのものにまで及んでます(ラーフ・ケートゥについては、下記にて紹介しています)。ご自身の人生の設計図のようなものです。

私たちは精神的な成長のために、自分を見つめ、自己認識を高めるために定め決められた星の配置は人それぞれとなります。時にはよくない星の配置もあるのですが、実はそれは自分を成長させるためにとても重要となります。

また、よりよい人生を歩んでいくためには努力が大切となりますが、その努力にもどこに力を注ぐかという方向性や、タイミングを選ぶことが大切になってきます。そして人生には、よい時期と困難な時期というようなバイオリズムが存在し、バイオリズムを知ることによって、予測される難に備えることができ、また前向きに物事を推し進める時期を知り最小限の力で実現することができたりと、ご自身の個性を活かした人生のプランニングに役立てることができるのです。

惑星のバイオリズムとアーユルヴェーダの占星術


占星術に出てくる惑星は、目に見える惑星として太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星の7つと、目に見えない惑星としてラーフとケートゥの2つの合計9つになります。
太陽は自分のエネルギーで輝く恒星、月は地球の周りを運行する衛星、ラーフは月の昇交点、ケートゥは月の降交点であるため、目に見えるものではないのです。これらすべてを惑星として読み解いていきます。

これらの惑星は120年という周期を持ち、私たちの人生に影響しています。これらは、見えないエネルギーとして存在していますが、この壮大な宇宙の営みにご自身の人生をあわせていくことによって大難を小難に、よい運気の流れに導いていくことができるのです。始まりのあるものすべてが惑星の影響を受けているのですが、なかでも月は私たちの暮らしに特に影響を与えています。月の満ち欠けのムーンカレンダー(太陰暦)は古来より変わることなく繰り返され、日本も1872年までは、月の満ち欠けの周期を基準とする暦を用いていました。私たちの体内周期と月の周期とは同期しているのではないかということもいわれはじめています。

古来の医学書にも治療は天光に合わせるべきとあるように、私もアーユルヴェーダの施術を行うときに、お客様の抱えている問題とムーンカレンダーを照らし合わせ施術日を確定するようにしています。そして秋には中秋の名月の月見を楽しみます。これは、夏の太陽熱を冷ます効果が期待できるからなのです。

占星術で運を味方に、日々の暮らしを大切に過ごそう


最後にひとつ忘れてはならないのが、占星術がすべてではないということ。占星術を人生に上手に取り入れながら、アーユルヴェーダでは日々の暮らしを大切しています。日々の暮らしの中で起こるどの様な出来事も、どの様な状態も批判したり否定するのではなく、すべてを受け入れ、あるがままに生きることを大切にしています。それは、宇宙の在り方そのものなのかも知れません。

地球全体はひとつだという統一性に向かって、アーユルヴェーダはこの意識を育くみ、調和と健康に向います。流れに逆らわずに流れに乗ることもまた、宇宙や惑星から降り注がれるエネルギーを真に受け取ることになるのでしょう。

アーユルヴェーダの占星術に興味のある方は、ぜひアーユルヴェーダ医師やアーユルヴェーダの専門家のもとへご相談されることをおすすめします。


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