アヴィヤンガとは・意味

アーユルヴェーダ用語集

アヴィヤンガとは、全身に温かい薬用オイルを塗布し、浸透させる全身オイルトリートメントです。サンスクリット語で「愛のこもった滑らかな手」という意味があります。

基本的にアヴィヤンガは二人で施術し、左右同時に同じ動きでトリートメントするのが主流ですが、セルフケアとしてご自身で行うセルフアヴィヤンガもあります。

薬用オイルには、個人の体質や体調に合わせて調合されたものが用いられます。

マルマ(アーユルヴェーダでいう「ツボ」のこと)をゆったりと刺激し、リンパや気血の流れを整え、全身の血管の詰まりや汚れ、溜まった毒素の排出を促します。特に頭・耳・足の裏は重点的に行うとよいです。

胡麻油でのアヴィヤンガは、消化力アップ、皮膚や子宮の浄化、ヴァータの乱れによる不調(疲労、頭痛、耳や眼の疾患、皮膚外傷、女性生殖器疾患など)によいとアーユルヴェーダではいわれています。また、ヴァータが過多になりがちな高齢者にもよいとされています。深いリラックスへ導き、心身をリフレッシュさせます。

冷え性の人、体のだるさがある人、むくみがある人、汗をかきにくい人は、アヴィヤンガのまえにガルシャナ(=絹の手袋で全身を優しく摩りあげるドライマッサージ)を行うと効果が高まります。

 

参考資料:
上馬場和夫/西川眞知子著『インドの生命の化学アーユルヴェーダ』農山漁村文化協会

 

文=板倉由佳

 

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