アグニとは・意味

アーユルヴェーダ用語集

アグニ(Agni)とは消化・代謝のエネルギーのことで、胃内の消化液などが持っているエネルギーです。サンスクリット語で「火」の意味を持ちます。

アーユルヴェーダでの消化とは、食べ物を消化するだけでなく、情報などを見聞きして外界から取り入れ、エネルギーに変換し吸収することも意味します。

アグニは13種類あります。

  • ジャタラアグニ 1つ
    食べ物の消化、排泄に関わるアグニ
  • ブータアグニ 5つ
    食べ物の五大元素(空、風、火、水、地)に栄養を与え働きかけるアグニ
  • ダートゥーアグニ 7つ
    身体を構成する7つの要素「ダートゥ」に働きかけるアグニ

アグニがうまく機能していないときは、肌荒れや思考力の低下、重く感じたり、疲れ、膨満感があります。
アグニのバランスが取れているときは、肌艶がよく、目が輝き、エネルギーに溢れています。

体にとり入れる食べ物は、自分の体質に合ったものを食べ、空腹になってから食事をとるのがよいとされています。取り入れたものを完全に消化できたとき、オージャス(=生命エネルギー)が作られます。

日中は甘いものを食べたくなっても、基本的には控えましょう。アグニの負担となり、カパが増大するためです。

アグニが弱っているときはショウガが最適です。アグニは夕方以降弱くなるので、日没3時間以内に軽い食事をとるのがよいとされています。

また、入浴や適度な運動はアグニを高めてくれます。
健康維持、増進のために、アグニは正常であることが大切です。

参考資料:
上馬場和夫/西川眞知子著『インドの生命の化学アーユルヴェーダ』農山漁村文化協会
日本スリランカアーユルヴェーダスクール https://ayurveda.ciel-de-marie.co.jp

文=板倉由佳

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